なぜオーダーメイドにこだわるのか?
オモイデファクトリーではお客様ごとに毎回違ったメニュー構成でケータリングをご提供しているのですが、今日はなぜオーダーメイドにこだわってケータリングをしているのかについてお話させていただきます。
「おすすめパーティープラン3,500円 全10品」みたいな感じで販売すればハッキリ言ってめっちゃ楽です。せいぜい四季に合わせて年間4パターン程メニューを考えれば済むし、何よりご提案書的な見積書が1分で作れます。
でもこのオススメって提供する側のオススメで、お客様の満足度を考えるとオススメ=オシツケなんじゃないかなって思ったりします。お客様の価値観も十人十色なわけで、決まったメニューで多くのお客様を満足させるなんて至難の業ですよね。
具体的にオモイデファクトリーのケータリングをコーディネートしていくプロセスを少しお話させていただくと、まずはパーティーの主旨(コンセプト)を伺います。自分たちが楽しむのか、あるいはゲストを楽しませるのか、後者の場合はウェディングパーティーやレセプションパーティーなどに多いのですが、ご予約いただくお客様の先にお客様がいるパターンです。この場合、ご予約いただくお客様(ホスト)の意向を汲み取りながらゲストのことを想像しなければなりません。
次に男女比や年齢層を伺います。男女比によってセイボリー(おかず)とスイーツのバランスを変えたりもします。年齢層も重要なポイントで実例を交えてお話すると、先日20〜30代の女性が多いパーティーでマリトッツォを提供したところ一番人気だったのですが、オジサンが多めの会社の懇親会でマリトッツォを提供した時は、なんやこのクリームパン?的な怪訝な反応でして、、、完全なミスマッチでした。他には時間帯や会場の雰囲気、音楽のジャンルなど、メニューを組み上げていくにあたっての重要な要素はまだまだいっぱいあります。そんなたくさんの要素を全て考慮して頭の中で一回パーティーを想像してみるんです。そんな仮想パーティーが成功してからメニューを決定するといったようなプロセスです。
それでも自身が100%満足いくことはほぼ皆無なんですが、毎回トライアンドエラーしながらやってます。
常に進化するオーダーメイドを目指してこれからも頑張ります!